【Vol.55】Marketing Media Lab

【毎週どこかで配信】マーケターがお届けするビジネスニュースレターです。
エルモ@広告屋 2022.10.23
読者限定

こんばんは、お久しぶりです。エルモです。

多忙を理由にニュースレターを止めていたのですが、今週から再開します。(たぶん)

SNSマーケティングについて寄稿しました。

SNSを活用したマーケティングについて、Marketing Nativeさんで寄稿させていただきました。

「ブランディングの科学」を参考図書に、ブランドがSNSを活用する工夫、視点について書いています。

松本健太郎
@matsuken0716
> 「口コミの量もまたシェア(浸透率)に比例する」という法則が打ち出されており、ブランドシェアが低いのに口コミだけが多い状況を維持するのは非常に難しいはずです。

これは自分の分析結果にも合う。絶え間ないCEPの提供が「選ばれる理由」を増やし、売上を高める。
marketingnative.jp/con39/
SNSを活用したマーケティングの真の優位性はどこにあるのか?!(エルモ寄稿) | Marketing Native(マーケティング ネイティブ) 多くの企業がマーケティングにTwitterやInstagramなどSNSを活用しています。 しかし、その全てにおいて望ま marketingnative.jp
2022/10/19 10:45
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S.H @Webマーケター
@nagano_mkt
https://t.co/xzTEMHj8kg

きょう共有された記事、これまでの知識が整頓される感じがして非常に理解が深まった。

UGCに期待しないのは前提として、新鮮な情報発信のために自社によるニュース造りが大切、というのは現場マーケでもそう感じてきたこと。
個人的には、別に"新しい"情報だけでなくても⇒
SNSを活用したマーケティングの真の優位性はどこにあるのか?!(エルモ寄稿) | Marketing Native(マーケティング ネイティブ) 多くの企業がマーケティングにTwitterやInstagramなどSNSを活用しています。 しかし、その全てにおいて望ま marketingnative.jp
2022/10/21 10:42
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ぜひ、1人でも多くの方に読んでいただければと思います。あとシェアいただけるとさらに嬉しいです!

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1. Weekly Business News

Weekly Business Newsでは、今週1週間の注目ニュースや記事を取り上げます。このコーナーでは、直接的にマーケティング関わる記事だけではなく、いずれあなたのマーケティング活動に役立つ情報・視点を(独断と偏見を交え)お届けます。俯瞰的なモノの見方を身につけ、長期で役立つマーケティングOSを身に着けていただければと思います。

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D2CブームのなかBASE FOODが新規上場第1号!

完全栄養食D2Cブランド「BASE FOOD」の新規上場が決まりました。

BASE FOODは2016年創業の会社で、ここ最近のD2Cブームの中では上場第一号と言っていいと思います。(少し遡るとプレミアアンチエイジングやボタニストのI-neも)

上記の有価証券報告書では、毎月のLTVやCPAも記載されており、マーケティングの参考になるので一読をオススメします。

ちなみにBASE FOODといえば、D2Cとしては異例のコンビニを活用した卸開拓が特徴。

https://deliciousplus.jp/basefood-conveniencestore/

https://deliciousplus.jp/basefood-conveniencestore/

実際、以下のように直近2年で18,000店舗近くまで店舗数が増え、その間に急激にサブスクリプション会員数も増加しています。

ただし、売上のメインは自社ECとのこと。都度単品買いのコンビニはあくまでブランド認知向上、エントリーポイントの一つであり、自社ECのサブスクで売上を最大化する戦い方は従来のD2C通りとなっています。

BASE FOODの関係者の皆さん、上場おめでとうございます。

***

北の達人の業績が急回復!

10月14日、北の達人が第二四半期の決算を発表し、業績が回復していることが判明しました。

好調な要素は主に2つで、

・新規クリエイティブがヒット(改善)
・ECモールの売上が堅調に伸びている

です。

大変ありがたいことに、「北の達人」決算資料では、クリエイティブ改善の要因も詳細に解説いただいています。それがこちら。

広告クリエイティブ運用の世界では、「良いモノを残して、悪いモノを外す」を繰り返し効率を最大化するのが基本の戦い方。

しかし、このシンプルな原則には一つデメリットがあって、クリエイティブの多様性がなくなり、先細りしていく課題を抱えています。(しかも同じクリエイティブに反応するユーザーの数は限られているので、広告パターンを取捨選択して得られる効率化の効用より、広告クリエイティブの疲弊による効率悪化が上回る事態がいずれ訪れてしまいます。)

なので、広告運用の世界では、勝ちクリエイティブに寄せる戦い方と合わせて、新規クリエイティブの投入が欠かせません。まさに今回の北の達人の業績回復は、後者の新規クリエティブ投入が当たった形といえます。

この決算資料では、「再度情報収集をして新しい視点でクリエイティブを作成」と一言で語られていますが、これが「どういった仕組みや社内体制で進められていたのか?」こそが、北の達人の企業秘密なのだと思います。笑 

***

Googleがデジタル屋外広告(DOOH)に参入!

2022年9月、グーグルは広告マーケットプレイスDV360のすべてのユーザーに対し、DOOH(デジタル屋外広告)のバイイング機能を提供すると発表した。マーケターは今後、グーグルのワンストップ広告マーケットプレイスであるDV360で、スタジアム、空港、バス停、ショッピングセンター、エレベーター、タクシーといった公共スペースに設置されたデジタルスクリーンの広告枠を購入できる。

Googleが上の写真のようなデジタルOOHも提供することが発表されました。

個人的には、急激にGoogle提供のサービスが伸びることはないと思っています。理由は2つあって、

・リアル広告はパーソナライズにやはり向いてない
・GoogleとしてデジタルOOHは収益性の高いビジネスモデルでもない

「デジタル×OOH」でよく話題になるのが、屋外広告でもクリエイティブの出し分けを行う広告のパーソナライズ化です。

ただ現実的には、広告の枠はデジタル化されても、広告の前を通る人たち(トラフィック)は束のままなので、大勢の人たちに広告の出しわけというのは構造的に難しい気がしています。

そして何より、Googleにとってこの事業は、媒体業ではなく、代理店業、ソリューション業になります。Googleが爆益を出している理由は自社で膨大なトラフィックと広告枠を抱え、これらを売り物にしているからなわけで、今回のデジタルOOHは人さまの広告枠を借りてビジネスするマージン業になるはずです。なので、ビジネスモデル的にも旨味は大きくないので、そこまで急激に伸びることはないんじゃないかなぁと踏んでいます。

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その他:今週の気になる記事

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2. 今週のマーケティングTopics

マーケティングに役立つ知識や視点、ノウハウをお届けするコーナーです。

知っていたらどこかで役に立つ、折に触れて思い出したい知識をお送りいたします。

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今週は、「ライブコマース」に焦点をあてて行きたいと思います。

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続きは、2418文字あります。
  • 3. 今週のクリエイティブ
  • 4. 最近のnoteマガジン

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