【Vol.58】Marketing Medi Lab

【毎週どこかで配信】マーケターがお届けするビジネスニュースレターです
エルモ@広告屋 2022.11.23
誰でも

ついにサッカーW杯が始まりましたね。

サッカー好きとしては眠れない夜が続きそうです。

【ブラックフライデー】最大80%OFF Kindle本キャンペーン

さて、AmazonでブラックフライデーキャンペーンでKindle激安セールがあっているので、おすすめ本を載せておきます。

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1. Weekly Business News

Weekly Business Newsでは、今週1週間の注目ニュースや記事を取り上げます。このコーナーでは、直接的にマーケティング関わる記事だけではなく、いずれあなたのマーケティング活動に役立つ情報・視点を(独断と偏見を交え)お届けます。俯瞰的なモノの見方を身につけ、長期で役立つマーケティングOSを身に着けていただければと思います。

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W杯開幕とネットTVとしてのABEMAの挑戦

サッカーW杯が開幕しました。今回地味に注目しているのが、全64試合の放映権を取得したABEMAの動向です。

ABEMA TVは、サイバーエージェントの肝入り事業で、amebaブログに次ぐ自社メディア事業として、会社の成長戦略に位置づけられています。

サイバー藤田さんも、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューにて、広告代理業に代表されるBtoBビジネスの限界と当時に、自社でBtoC商品を持つ重要性を唱えています。

私たちにとって、転換点といえる経験は創業から三度ありました。一つ目は、二〇〇四年にB2Bの広告代理業からB2Cのメディア事業へと転換を果たしたこと。二つ目は、二〇一一年にPCやフィーチャーフォンからスマートフォンを中心とした事業に舵を切ったこと。三つ目は、二〇一六年から始めたインターネットテレビ局のAbema(アベマ)TVという動画事業です。

すべてに共通していえることですが、どれも会社をより大きくするための決断です。その中で最も難しかったのは一つ目の転換、B2BからB2Cにビジネスモデルを移行させ、Ameba(アメーバ)を立ち上げた時でした。創業以来、インターネットの広告事業は予想以上に伸びていましたが、ある時点から、特に粗利益率の面で、B2Bの広告ビジネスだけでは、いずれ限界を迎えると感じていました。広告代理業や制作請負業の粗利は低く、得られる利益に限りがあるためです。
経営者は黒字に逃げてはいけない(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文

これは僕のなんとなくの予想ですが、ホリエモンと違ったアプローチで、藤田さんはメディアの独占的なビジネスを手に入れたいと考えているのでないかと想像します。テレ朝とも業務提携していますが、いつか主従関係(厳密には主従というより力関係)が逆転する日が来るかもしれません。

。ちなみに、すでに昨日の「アルゼンチンvsサウジアラビア戦」の時点で、すでに最高視聴者数を記録したようです。これからまだまだ記録更新は続きそうですし、ネットTVとしてのABEMAの挑戦にも注目です。

藤田晋
@susumu_fujita
先ほどのアルゼンチン🇦🇷×サウジアラビア🇸🇦戦で、ABEMA史上過去最高視聴数記録を更新しました。
皆さま、ご視聴ありがとうございます🙇‍♂️
2022/11/22 21:23
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noteの新規上場が決定

noteの新規上場が承認されました。

売上収益:18億8414万円
営業利益:▲4億3347万円
当期純利益:▲4億3617万円

2022年5月の調達後評価額が337.9億円だったのに対して、時価総額44億円、いわゆるダウンラウンド上場となっています。

そもそも、この時価総額が高いのか?低いのか?についてですが、参考として、いくつかの国産メディアを取り上げてみます。

■まぐまぐ
時価総額:17.1億円
売上高:6.7億円
営業利益:1.3億円

■はてな
時価総額:34.7億円
売上高:30.5億円
営業利益:3.2億円

■日テレ
時価総額:2,809億円
売上高:4,063億円
営業利益:587.6億円

といった感じになっていて、一番メディアとしてビジネスモデルが似ている「はてな」の時価総額が35億ほどであることを考えると、337億円の評価があまりにも大きかったのかなと思わざるを得ません。(※バリュエーションの計算を度外視した、個人の感想です。)

そして、実のところ、「はてな」もコンテンツプラットフォーム事業はもはや柱ではなく、BtoBのソリューション事業が売上・利益ともに会社を支える存在になっているのが実情です。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3930/ir_material_for_fiscal_ym/124500/00.pdf

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3930/ir_material_for_fiscal_ym/124500/00.pdf

noteに関しては、CtoC課金という、やや違ったビジネスモデルではあるものの、ここからどうやって盛り返していくのか?、noteにお世話になっている人間としては注目したいところです。

ちなみに、売上トップラインは伸び続けているものの赤字も拡大していて、どこにお金を費やしているのか、側から見ているとよく分からないことが多いですね......

https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/download?1668665506443&uji.bean=ee.bean.parent.EECommonSearchBean&uji.verb=W0EZA104CXP001003Action&SESSIONKEY=1668665505738&s=S100PNAF

https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/download?1668665506443&uji.bean=ee.bean.parent.EECommonSearchBean&uji.verb=W0EZA104CXP001003Action&SESSIONKEY=1668665505738&s=S100PNAF

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SONYとHONDAがプレステを自動運転車に搭載するかも?

フィナンシャルタイムズに取材に対して、SONYとHONDAの合弁会社の社長がなかなか挑戦的な発言をしたそうです。それが「自動運転車にPlay Station5を搭載するのは技術的に可能だ」というもの。

しかし、ソニーが考えているのは、テスラのように車にゲームを搭載することだけではありません。計画では「我々が提供したいエンターテインメントやネットワークに対応するハードウェアとして車を開発する」と、ソニー・ホンダモビリティの会長で本田技研工業の専務執行役員である水野泰秀氏は述べた。さらに「電気自動車は、車輪のついたコンテンツ消費機器という位置づけになります」とも続けた。
DeepLで翻訳、一部著者が訂正

車にPS5を搭載するというとトンデモ話に聞こえるかもしれませんが、これからさらにクルマがコモディティ化した時に、家電製品で起きた歴史を追従する可能性は大きくある気がします。つまり、商品の機能ではなく、周辺価値(デザインやストーリーなど)で競争優位性が生まれる可能性です。

その他気になる記事・ニュース

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2. 今週のクリエイティブ

筆者の独断と偏見で、好きなクリエイティブをお届けするコーナーです。

このメールマガジンの購読者は、デジタル関係者が多いと思いますが、ぜひオフラインの世界のクリエイティブにも触れ、右脳的な視点でマーケティングを捉えていただきたいと思います。

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W杯特集ということで、W杯にちなんだ各社のプロモーション映像をご紹介。

NIKE

往年の名プレイヤーと現代スターが共演しているクリエイティブ。ブラジル代表のロナウド選手は、今はお腹が出まくりですが、この映像では現役時代の身体でエムバペ選手などと共演しています。テクノロジーの力、恐るべしです。

ADIDAS

テクノロジーの駆使という意味では、ADIDASも負けてません。五人のメッシが一堂に介してボール回しをしているクリエイティブです。(5人のメッシが揃ったところで、インパクトには欠ける気が・・・と思ったのはここだけの話にしてください)

マクドナルド

韓国のアイドルグループITZYが出ていて、K-POPの人気っぷりを改めて感じました.....

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3. 最近のnoteマガジン

マーケティングの話題を中心に、「日々の思考」をアウトプットしている超私的マガジンです。

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ではでは、W杯楽しみましょう!!おしまい。

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