【Vol12】Marketing Media Lab

ビジネスやマーケティングに役立つ記事やノウハウをお届けするニュースレター「Marketing Media Lab」第12号です。
エルモ@広告屋
2021.05.22
読者限定

★マケラボ新企画★

さて、本編に入る前に『お試しソーシャル企画』のご案内です!

Marketing Media Labの感想をTwitterで教えてほしい!集まったコメントをもとに、また一つのコンテンツに再編集させていただきます!

なぜこの企画を思いついたのか?

読者の方に聞かれる質問が2つありまして、

①コメント欄はできないんですか?
②Marketing Media Labのコミュニティって作らないんですか?

とちょくちょく聞かれます。

前者はともかく、後者は私のキャパを超える気がしていて、なかなか取り組めない状況です。とはいえ、読者さんとの双方向コミュニケーションは取りたいなと思ってまして、「SNSで感想をシェアしてもらい、いただいた感想に私がコメントを返しながら一つのnoteにまとめたらいいんじゃ?」と言うアイデアを思いつきました。

これをやると、私としても読者の皆さんとしても、

・他の読者がどんな感想や視点を持っているか分かる
  (Newspicksやヤフニュースのコメント欄のイメージ)
・読者さんと疑似的に双方向コミュニケーションが取れる
・私も皆様からフィードバックをいただきレターの質改善につながる

と、良いこと尽くしなんじゃないかと。

今更ではありますが、他メディアよりも深い繋がりを持ったニュースレターなのに、「読者の顔が見えない」「誰に読んでいただいているのかさえよく分からない」ということに気づきました。(貴重なメールアドレスまでいただいているのに、この関係性はもったいない......)

なので、「読んでるよ!」と顔を水面に浮かべてもらうだけでも、筆者としては嬉しいです。

「いただいた感想、コメントを一つのコンテンツにまとめることに価値があるのか?」を含め、今週はMarketing Media Labの読者の皆さんと一緒に実験できたらと思います。

「どこが面白かった」とか、「ここは違うんじゃないか?」など、Marketing Media Labの感想、コメント、批判、お待ちしております!

Twitterでシェアや引用RTしていただけると幸いです。

では、本編にまいります。

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Marketing Media Lab 
Vol.12
( 2021年5月22日発行 )
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1. Weekly Marketing News

Weekly Marketing Newsでは、今週1週間の注目ニュースや記事を取り上げます。このコーナーでは、直接的なマーケティング記事だけではなく、いずれあなたのマーケティング活動に役立つ情報・視点を(独断と偏見を交え)お届けます。俯瞰的なモノの見方を身につけ、長期で役立つマーケティングOSを身に着けていただければと思います。
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ついにInstagramに地図検索機能が実装!

xtrend.nikkei.com

以前から予告されていた、Instagramの地図検索機能がついにローンチされました。

私もすこし使ってみたところ、エリア名を検索すると、MAP上にいくつものUGCが出てくるUIになっているようです。当たり前ですが、全ての投稿が出てくるわけではありません。

つまり、MAP検索に引っ掛かるか引っ掛からないかで、Instagramの世界においては「存在するお店、存在しないお店(本当はあるのに)」で分かれることになります。

地名検索に出ればそれだけ優位性が生まれるので、早めにハックしてみるのが良いとおもいます。

別の観点でいうと、どのSNSアプリも似たり寄ったりで同じサービスになりつつあった中で、Instagramだけはリアル世界とうまく連携し、大きな差別化につながるかもしれません。少なくとも、TiktokやTwitterにはなくて、Instagramにはある機能(しかも模倣しづらい)がひとつ増えたことになります。

小さなリアル店舗ビジネスをやっている方は、Instagramに力を入れてみてはいかがでしょうか?

iOSの追跡制限導入での勝ち負けまとめ

digiday.jp

iOS14.5にアップデートされ、ユーザートラッキングの仕様が大幅に変更になりました。

ユーザーに「追跡を許可するかどうか?」を確認し、拒否された場合は、広告効果の改善や分析に使われていたデータが使えなくなるという、広告業界ではなかなか大問題な事案です。

というのも今回のアップデートで、とくにFacebok広告のターゲティング、リマーケティング精度が激減し、広告に頼っていた会社(事業会社も代理店も)が大打撃を喰らうと言われています。

そして、現実には9割のユーザーが「拒否」を選択しているようです。(参考:「iPhoneユーザーのほとんどがiOS 14.5で有効になったATTからアプリによるユーザー追跡を拒否していることが明らかに」)

こちらの記事では、このiOS14.5アップデートの勝者と敗者を理由とともに紹介しています。

簡単にご紹介すると、

■勝者(Winner)
Apple、リテールメディア(Amazonなど)

■敗者(Loser)
広告代理店、広告を活用した事業会社、Appleユーザー

面白いのは、「追跡の拒否」を選択したAppleユーザーも敗者にカテゴライズされている点です。

理由は2つありまして、

・広告ターゲティングの質が、サービス利用時の不快感が増す。
・広告収入が減って無料で使えていたサービスの質が落ちる、サービスがなくなる

ほとんどのユーザーは、「追跡されるのはなんか怖い」くらいの気持ちで「拒否」を選択してしまったわけですが、実際にはターゲティング精度が落ちることで、自分には関係のない広告が大量に表示されることになります。

ターゲティング広告は、「ユーザーに合った広告が表示される」「不快感を感じない」という点では、広告主だけではなく、ユーザーにもメリットがあったりするのです。

たとえば、上記は私のInstagramに出てきた広告をならべてみたもの。

自分の趣味嗜好にあった広告が出てきているので、「あぁ、こういうサービスがあるんだな」くらいにしか思わず、そこまで邪魔とは感じません。むしろ、良い発見があるくらいです。

これが、全く関係のない育毛広告などが出てきたら、より不快になるのは言うまでもありません。

さらに、ターゲティングの質が落ちると、事業主のサービス提供の質も落ちて、結果的にはユーザーが無料でサービスを使えなくなる可能性もあります。

要は、我々は「これまで情報を売るかわりに、無料でサービスを使っていた」ということです。この流れも、一旦終わりに向かいます。

私が代理店サイドの人間で、「ターゲティングは必ずしも悪じゃないんだよ」という話をしていますが、今後もプライバシーの観点からターゲティング規制の流れは不可逆変化です。

事業をしている方は広告に頼らないビジネス、イチユーザーとしてはサービスの悪化を想定しておきましょう!

MERYが模索する次のメディアの形、コミュニティ×D2C

note.com

キュレーションメディアで商売をしてきたMERYが、事業転換を発表しました。

コンテンツを配信しタイアップ広告によってマネタイズする狭義のメディアビジネスは、専門性の高いものかハイエンドなものでしか成り立たなくなってきた。私たちがこれまで得意としてきたビジネスモデルでは、次の5年間を戦うのは難しいだろう。
~中略~
その1つがコミュニティMERY&を軸にインターネットの世界に居心地のいい場所を作ること。もう1つは、 MERY shopとm.aboutという2つのEC事業を通じて毎日が楽しくなるようなライフスタイルを提案すること。そしてその2つの取り組みを昇華させて、ユーザーはもちろんクライアントとの共創事業やソリューションを生み出していきたい。(MERY社内ではEC事業のことをコミュニティプロダクト事業と呼んでいる)

メディア事業特化から、「コミュニティ運営×D2CのEC販売」に舵を切ろうとしています。

このMERYで起きていることは、全キュレーションメディアの未来だと思います。

どういうことかというと、MERYは10代20代女性をターゲットにしているので、SNSや情報発信トレンドにどこよりも早い対応を迫られているわけです。

多少の遅れがあるにせよ、「個人×ソーシャル×コミュニティ」がエコノミーの中心になっていくので、MERYのビジネス転換で起きることは、各メディアの未来そのものになるはずです。

どのような打ち手を出して、どういう結果に終わるのか、先行事例として要チェックしておくといいと思います。

ブランドが透明になっていくのは本当か?

blog.btrax.com

「ブランドがどんどん透明になっていく」という面白い記事を見つけました。

記事で紹介されているように、Appleはプロダクトからブランドロゴを取り外したり、New Balanceもシューズにロゴを載せないなど、ブランドの透明化が進んでいるようです。

ただ、本当にブランドロゴはなくなるのでしょうか?

超強力なブランド以外は、ブランドロゴをベースに脳内に「固定のイメージ」を刷り込んでいくべき、というのが持論です。

ロゴを使って印象を作り出すというのは、ロジックデザインとアートの関係性に似ています。

ハウ・トゥ アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法より
ハウ・トゥ アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法より

ロジックとデザインは、受け手に1つの結論や印象を抱かせます。一方のアートは受け手に印象の判断をゆだねるため、イメージに多様性が生まれます。

「ブランドロゴを透明にしていく」という戦略は、消費者にパーセプションをゆだねる行為に近いです。つまり、ブランドに対する印象が一意に定まらないため、ブランド側が抱えるコミュニケーションコストはどうしても高くつく気がしています。

もちろん、ブランドが醸し出す雰囲気や佇まい、普段のプロモーションでイメージを持たせることも可能ですが、

・受け手にブランドへの印象をゆだねる
・象徴的なシグナルがなにもない

というのは、なかなか難しいんじゃないかな~と個人的に思っています。

考えさせられる面白いツイートを見つけたので、こちらも紹介しておきます。付加価値はブランドロゴに宿ると言っても、過言じゃないかもしれませんね。

全ビジネスマン必読のストレスマネジメント

baigie.me

baigeの枌谷さん(@sogitani_baigie)が社内向けに、ストレスマネジメントの資料を公開しています。

心の健康が維持されないまま働いていると、「アウトプットの質が低下するうえ、復活に時間がかかり、トータルで皆が損してしまう」というのが、個人的な経験則です。

コロナ渦、テレワークとストレスが溜まりやすい環境になっている今だからこそ、ハイアウトプッターになるために、一読をオススメします。

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2. マーケティングの引き出し

マーケティングに役立つ知識や視点、ノウハウをお届けするコーナーです。
知っていたらどこかで役に立つ、折に触れて思い出したい知識をお送りいたします。
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今週は、「伝わる広告コミュニケーション」について考えてみたいと思います。

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