【Vol34】Marketing Medi Lab
こんばんは、エルモです。
今日は宣伝、というか投票のご協力お願いから始めます。
私がお世話になっているニュースレターサービスtheLetterが電子出版アワード2021のチャレンジ・マインド賞にノミネートされています。
ニュースレター文化を盛り上げるという意味でも、よかったらtheLetterに投票されてください。
投票締め切りが12/6:23:00なので、本日中に応援の1票を入れていただけると嬉しいです!
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Marketing Media Lab
Vol.34
( 2021年12月6日発行 )
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1. Weekly Marketing News
Weekly Marketing Newsでは、今週1週間の注目ニュースや記事を取り上げます。このコーナーでは、直接的なマーケティング記事だけではなく、いずれあなたのマーケティング活動に役立つ情報・視点を(独断と偏見を交え)お届けます。俯瞰的なモノの見方を身につけ、長期で役立つマーケティングOSを身に着けていただければと思います。
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土地に根付くビジネスなら、まだまだオフライン優位?
こちらは、銀のさらにとって、「紙チラシはテレビCMよりも費用対効果がいい」というインタビュー記事です。
Marketing Media Labで紙チラシの販促マーケティングを取り上げた記憶がないので、これを機会に少し紙チラシについて掘り下げてみたいと思います。
デジタル全盛期のいまでも、店舗や土地に根差したビジネスであればチラシなどのオフライン広告が圧倒的に優位性を誇っています。
とくに紙・折込チラシに関しては、メリットがハッキリしています。
・エリアセグメントで100%ターゲティングできる
・お客様の手元に必ず届く
・実は安い(とくに最近はメチャ安い!)
チラシは、Webマーケのでも一応存在するエリアセグメント以上に精緻に細かく区切れるうえ(江東区豊洲1丁目~3丁目など)、WEB広告のような表示(Imp)という概念ではなく、実際に物理広告をお届けすることができます。
たとえばWeb広告やテレビCMでは、「広告を見た人の9割は店舗から20km以上離れていて見込み顧客ではなかった」といういわゆる無駄ウチも往々にしてあるわけで、見込み顧客だけにコミュニケーションをとるという意味では、チラシはかなり効率的です。
とくに最近は、チラシ制作、チラシ配布の代行も含めて、エリア・枚数によっては10万円以下でできるようになってきています。
(※「チラシ 制作 代行」「チラシ 配布 代行」と検索してみてください)
チラシもWEBのようにA/Bテストもできるので、Webマーケ思考でチラシを駆使するとビジネスをスケールさせる良いきっかけになるかもしれません。
商売人は、どうぞお試しあれ。
TikTokマーケティング支援会社のインタビュー記事
TikTokマーケティング支援会社NateeをピックアップしたStrainerの記事です。
いまさらTikTokの成長性を語る必要はないと思うので、今回はTikTokマーケ支援ビジネスの現状のファクトについて取り上げていきます。

Nateeは2018年11月に設立された企業。2021年11月1日には、事業開始3年でクリエイターへの支払い報酬総額が2億円を突破したことを発表した。直接提携するインフルエンサー数は約350人。インフルエンサーの事務所とのつながりも強い。
~中略~
NateeはTikTokの広告マーケットが3~4年後に1000億円に届くと予想。「その時にシェア10%を取っていれば、十分ナンバーワンでいつづけられると思っている」(朝戸氏)
2021年時点で会社の売上は6億、3~4年後に売上およそ100億円を狙っているようです。
売上のうち、インフルエンサーへの支払いに25%以上あてているのが、多いのか少ないのかは読者のみなさまにご判断はお任せします。
とにかく、TikTok支援の最前線企業の売上が6億ほど、毎年倍々ゲームで売上が伸びていることはファクトとして抑えておきましょう。
巷で流行りのWeb3.0について
最近ホットワードの「Web3.0」についてのレポートをまとめたニュースレターです。
Web3.0の概念は、1トピックで扱うにはあまりに情報量が膨大なので割愛させていただきますが、Web3.0を引き合いに出したWeb2.0への指摘はごもっともだなぁと感じます。
おぼろげながら未来のWebの姿、Web3.0が見えてきて、現在のインターネットの問題はクリエイターではなく、ビジネスモデルであったことがわかってきました。Web2.0はクリエイター搾取の世界です。Techジャイアントはクリエイターのコンテンツを搾取する代わりに、「いいね」を返し人間の承認欲求を一時的に満たすことでPFに滞在するコンテンツ量を増やし、広告料を徴収していましたが、クリエイターには1円も還元されてきませんでした。当然ですが、それはおかしいことなのです。
Web3.0ではコンテンツはクリエイターが「真」に所有し、直接マネタイズ可能になっていきます。企業は個人を所有するデータを参照させていただく立場に変わるので、利用する度に利用料を支払うモデルに変わっていきます。その支払手段がトークンです
Techジャイアント(主にFA/IGとGoogle/YouTube)の下で大儲けをしたプレイヤーはたくさんいます。しかし99.9%の参加者は無料でコンテンツをプラットフォームに納品し、報酬はいくばくかの承認欲求だけ。その欲求が肥大化するにつれ、さらにコンテンツが無限供給される。
そんなプラスの好循環(ユーザーとして負の悪循環?)を築き、爆益をあげてきたのがGAFAです。
この行き過ぎた爆益・搾取構造に風穴を開けようしているのがWeb3.0という概念だと私は捉えています。
これからブームが始まり、多くの梯子外しが起きるのでしょうが、分散型ネットワークを軸にしたWeb3.0に本格的に移行する期間がやってきたなと、個人的にはかなりワクワクしています。
いまはWeb3.0もNFTもポジションががら空きなので、2022年に個人として、ビジネスとしてゼロからスケールしたいという方は、Web3.0にベットするのが良いかなぁと思っています。
(ちなみに、Web3.0完全移行後のGAFAの株価ってどうなるんですかね?(笑)詳しい人がいたら教えてほしいです)
【その他】気になるニュースや記事
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2. マーケティングの引き出し
マーケティングに役立つ知識や視点、ノウハウをお届けするコーナーです。
知っていたらどこかで役に立つ、折に触れて思い出したい知識をお送りいたします。
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今週は、11年ぶりにビール販売量シェアを奪還したキリンの勝ち要因について、超個人的な見解を書いていきます。
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