【Vol40】Marketing Media Lab
こんにちは、エルモです。
Marketing Media Lab偶数号は、今週の目にとまった記事・ニュースを淡々とご紹介する回です。
気になるトピックがあれば、ぜひ周辺情報をご自分で調べてみてください。
先週・今週は怒涛の決算ウィークでした
実は、この2週間は怒涛の決算ウィークでした。
「決算なんて大企業が出すもので参考にならん!」と考える方もいらっしゃると思います。そんな方でも楽しく勉強になるのがD2C企業です。
先週から今週で、上場D2C企業の決算が発表されています。
こちらに、各企業の決算資料を載せておきます。気になる会社やプロダクトがあれば、ぜひ決算説明資料を眺めてみてください。
北の達人(1月14日)
2022年2月期 第3四半期決算補足説明資料
新日本製薬(2月4日)
2022年9月期第1四半期 決算補足説明資料
ユーグレナ(2月10日)
2021 年 1 2 月期通期決算説明
I-ne(ボタニスト) (2月10日)
2021年12月期決算説明資料
ざっと眺めた感じ、私が知っているD2C企業で最近決算があった会社はこんな感じでした。
さて、本題の今週の気になるニュースコーナーです。
2月2週目の気になるニュース・記事コーナー
ディズニー+の会員数が3ヶ月で1200万人増え、株価は時間外取引で9%上昇。ディズニー+のコンテンツ配信事業が、いかにディズニービジネスの柱になりつつあるかがわかる出来事だと思います。
Appleが、iPhoneでの非接触型決済「Tap to Pay」を発表しました。2022年後半から、iOSアプリ経由でクレジットカード・デビットカードの決済ができるようになるようです。
日本のPay事業者も気が気じゃないのではないでしょうか。国内でパイを争っていた事業者が、根こそぎ外国プラットフォームに持っていかれる、、お決まりのパターンですね。
YouTubeが、TikTokとInstagra対策で、クリエイターツールの拡張を強化するようです。NFTのローンチやビデオエフェクトも提供するだとか。このニュースレターで何度も語ってきたように、今や「プラットフォーマー<<<コンテンツホルダー」と主従関係が逆転し始めています。
博報堂が、デジタルマーケ会社のソウルドアウトを買収することを発表しました。
どうでもいい小話ですが、ソウルドアウトの親会社オプトは電通に買収され、その後独立。今度は、子供が電通の競合、博報堂傘下に入る。そんな流れになっています。
以上、どうでもいい話でした。

ニールセンデジタルが、日本国内の各メディアの月間平均リーチを発表しています。全世代で見ると、まだまだYahooが強いようです。
転職アフィリエイトメディアを運営するmoto株式会社を買収したログリーが通期予想を大幅修正しています。
理由は、moto株式会社の不振のため。買収したアフィリエイト事業に業績依存しすぎだろwと素直に思いました。
NTTがドコモ社員の月収を最大で10万円落とすという内部情報が流出したようです。一社に依存したキャリア構築のリスクが改めて浮き彫りになっています。
Coral Capitalさんの記事。自分のメンタル維持のために、折に触れて

元P&Gの音部さんの対談記事です。
「パーセプションから逆算してマーケティングを考える」という概念は、個人的に非常に共感します。
baige扮谷さんの「時間にまつわる11の原則」。
時間を制す者が資本主義社会を制します。必読です。
編集後記
冒頭でお伝えした通り、今週は決算発表ウィーク。
3連休にとくにやることがない方は、何社かの決算資料を眺めるだけでも良い勉強になると思います。
マーケ情報を発信している私がいうのもなんですが、
・ビジネスモデルの優劣はマーケティングのそれに勝る
・ほか業界の勝ちパターンは、意外と自社に転用できる
上記2つのメリットから、ご自身が携わっているビジネスドメイン外の決算資料を眺めることをおすすめしている次第です。
noteマガジンも書いています
質問・ニュースレターで取り上げてほしい話はこちらへ
ではでは、みなさん良い3連休を。
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